1,はじめに
今回、ゼミの企画の一環として、講師としてJA信州上田塩出支会女性部の峰村さんを招いて、豆腐作りを行った。このような企画を行った理由は、ゼミのテーマのひとつである地産地消の観点から、地元の特産物を使いなにか料理を何か作れないかと検討した結果、塩田地区の特産物である大豆を使い、豆腐を作ろうということになったからだ。
 ちなみに大豆栽培は涼しい気候が適しているため、塩田地区で栽培される大豆はとても質がよいと思われる。



2,豆腐の作り方
 今回豆腐を作るにあたって、次のような材料と器具を用意した。
 材料:豆300g(今回は無農薬栽培の大豆を使いました)にがり100cc
 道具:ミキサー・布・鍋・ボウル・専用の箱(枡の様な物)・おたま・計量カップ、ざる

 (1)大豆をよく洗い3倍の水に1晩つける。

 (2)同量のつけた大豆と漬け汁を2〜3回に分けて、
   2分ぐらいミキサーにかける。
   これを生呉という。

 (3)大鍋に5カップの水を煮たてて、少しずつ、
   しゃもじで生呉を入れる。沸騰して泡がこぼれそうになったら、
   火を止め、泡がおさまったら弱火で7〜8分煮る。

 (4)小鍋にザルをのせ、その上にこし布袋を広げ、3をあける。

 (5)豆乳が70度くらいになったら、にがりをしゃもじを使って、たらしながら半分
入れて、静かにかき混ぜ、残りの半分も入れて、
ふたをする。7〜8分したら静かにかき混ぜる。
(混ぜすぎると硬くなる)(温度が低すぎると固まりにくい)

 (6)箱に布をひき、(5)をすくい入れる。落し蓋をして、
 重石をして15分ぐらいおく。

 (7)豆腐が固まったら、水の中で箱からそっとぬき、30分ぐらい水にさらし完成。
豆腐作り 
3,感想 
 私は今回豆腐作りを初めて体験した。
始める前は難しそうなで大変な作業というイメージがあった。
しかし、実際作ってみると、講師の峰村さんのお力添えもあり、
思ったほど難しくはなかった。
そして、味の方はというと、市販の豆腐と比べて、大豆の香りや味が非常に濃厚で、
とても美味しくいただけた。出席した皆さん方にもとても好評だった。
お世辞ぬきに今まで食べた豆腐の中で一番美味しかった。
 この企画の目的でもあった、
地産地消の観点から塩田地区の大豆を使い豆腐を作る
とういテーマも達成できたと思う。とてもよい経験ができたと思った。機会があれば
皆さんも一度御自分で豆腐を作ってみることをお奨めしたい。